【無料公開】モエレ沼公園、札幌ドーム…今秋の花火大会は数・大きさ・演出に合わせて選ぶ!

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北海道芸術花火の模様(2024年9月、編集部撮影)

 朝晩は涼しい風が吹くようになって今年の夏も終わりに近づいてきたが、夏の風物詩の1つ、花火大会はきょう8月22日も各所で開催を予定している。

 従来は企業などのスポンサーを募って開かれてきたものだが、近年は音楽やライトアップが加わって凝った演出が行われるようになった。その一方、演出を最適な距離で見られる有料席を設ける大会が増加。今年は札幌市中心部の豊平川で打ち上げられ、市民に親しまれてきた北海道新聞の花火大会にも有料席が設けられるなど、その流れは定着しつつある。

 定着ということでは、お盆や夏休みが終わった9月以降に行われる花火大会もそうだ。札幌市東区のモエレ沼公園で行われる「北海道芸術花火」はその先駆け。市内の会社経営者有志が手弁当で集まったことを機に、チケット収入や企業協賛金を募って2012年に初開催された。18年の胆振東部地震の影響による中止以外はコロナ禍でも工夫しながら開催を継続し、コロナ禍前の19年に約2万6000人の有料入場者を集客する初秋の風物詩となってきた。

北海道芸術花火2026は9月5日開催(公式サイトより)

 今年の同イベントは9月5日土曜に開催。16時の開場から19時30分の本番開始までは多くの屋台やステージイベントが楽しめる。

 また、2年前に初めて行われた「道新秋華火」は、今年も9月21日に開催。大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)屋外のオープンアリーナで開催。場内の観覧は有料で芝生やテラスなどが設けられる。全国の花火競技会で内閣総理大臣賞などの数々の受賞歴のほか、有名テーマパークの花火演出も手掛ける「山﨑煙火製造所」が今年も参戦するという。

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道新秋華火2026は9月21日開催(公式サイトより)

 さて、有料の花火大会を選ぶ際の参考になるのが、席の価格に加え、花火を打ち上げる数や音楽などの演出だ。

 とくにセールスポイントとなっているのが打ち上げる数。公表されている中で道内最大は7月の有料大会「北海道真駒内花火大会」で2万2000発。市外だと、帯広市で行われる勝毎花火大会が約2万発(近年は非公表)だ。

 イベント関係者は「花火大会は数で選ぶだけでなく、打ち上げる花火の大きさや演出も含めて選ぶ方法もある」と話す。

 花火は打ち上げる玉の直径と開花つまり爆発する時の高度、開花時の大きさによって「号」というサイズの目安がある。一番小さい3号だと玉の直径が9cm。打ち上げ高度120mで開花時60m。4号で直径12cm、高度160m、開花時130mなどとなっている。

 花火大会の開催にあたっては、法に基づき打ち上げる場所から客席や建物までの距離がどれだけ取れるかに応じて、打ち上げられる最大の大きさに制限がある。秋華火は札幌ドームのオープンアリーナという立地からこの4号玉が最大と見られており、小さめの玉を大量に打ち上げる演出。これに対して芸術花火は10号玉を打ち上げることが可能。これは直径30cm、高度330m、開花時は320mにもなる。

 もちろんどこで見るか、つまり花火の打ち上げ場所から自分のいるところまでの距離も関係する。有料大会の場合、相対的に近い場所で見るので、より近くで大きな花火を見るか、多くの花火を見るかで比較できる。

 また有料大会は音楽や照明などの演出にもこだわっている。芸術花火・秋華火とも、全国の花火競技会で内閣総理大臣賞などの数々の受賞歴を持つ花火師が参加。

 芸術花火の花火師チームは、サザンオールスターズでおなじみ神奈川県・茅ヶ崎など、国内各所で「芸術花火」ブランドの大会を開催。昨年はフランスで行われた花火打ち上げの国際大会にも出場し大きな評価を受けた。

 モエレ沼公園では園内の起伏を生かした演出が見物であるほか、今回はスペシャルプログラムとして、バンクーバー五輪銀メダリストのプロフィギュアスケート選手・浅田真央さんが参加。自身のこれまでのプログラムを振り返り花火で甦らせる、という新たな挑戦を行う。

 一方の秋華火も有名テーマパークの花火演出も手掛ける「山﨑煙火製造所」が今年も参戦するという。

 北海道芸術花火は9月5日、秋華火は21日の開催。チケットの席種や価格、入手方法は下記のリンクから確認を。

●北海道芸術花火2026公式サイト

●道新・秋華公式サイト

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