【速報・無料公開】ホクレン会長は篠原氏続投、中央会会長はJAひがしかわ・樽井功氏、ほか常勤役員11人の顔ぶれを紹介【7月号先出し】

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ホクレンビル(手前)とJA北海道中央会などが入居する北農ビル

 5月31日、JAグループ北海道「道中央会・各連合会役員推薦会議」記者会見で、次期常勤役員候補11人の顔ぶれと役職が発表された。

JA北海道中央会:
会長 樽井 功 氏(JAひがしかわ・新)
副会長 小椋 茂敏 氏(JA上士幌町・新)

ホクレン:
会長 篠原 末治 氏(JA士幌町・再)
副会長(米作担当)柏木 孝文 氏(JAきたそらち・新)
副会長(畑作担当)橋本 弘幸 氏(JAサロマ・新)
副会長(酪農・畜産担当)徳田 善一 氏(JA釧路太田・新)
代表監事 東野 秀樹 氏(JA道北なよろ・新)

JA北海道信連:
会長 石井 透 氏(JA清里町・新)
副会長 宇野 克彦 氏(JAめむろ・新)

JA北海道厚生連・共済連北海道(兼任):
会長 西本 護 氏(JA北ひびき・新※常勤としては再任)
副会長 早川 仁史 氏(新しのつ・新)

 財界さっぽろ本誌や本サイト記事で報じてきた通り、11人の常勤役員枠は道内100のJAを束ねた12地区をさらに第1~第3ブロックに分けた上で、農業生産額などを考慮して第1が2枠、第2が4枠、そして第3が5枠というのが基本。さらに空知と上川が2枠、十勝・オホーツクで2枠ずつ、釧路・根室で1枠という割り振りだった。

 だが今回は第1が1人(早川氏)、第2が4人(樽井、西本、柏木、東野の各氏)、第3が6人(篠原、石井、小椋、橋本、徳田、宇野の各氏)と、枠の移動があった上、空知が1に減り、上川・十勝が3枠と増加した。

 これはJAグループ北海道の「憲法」とも呼ばれる「改選時に70歳未満」「再任は5期15年まで」という定年に加え、今期から地区役員候補個人の「系統利用率」が厳格化されたことが影響している。

 系統利用率は、候補者が営農の際、自身のJAをどれだけ利用しているかの割合。肥料や農薬、飼料、さらには信用事業の利用度合いまで問われるようになったことで、各地区で候補選考が難航したことが影響している。

 本日の発表に至るまでのウラ模様は、本サイトおよび、6月15日発売予定の月刊財界さっぽろ7月号で詳報する。

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