勝木 紀昭氏【北海道エネルギーホールディングス社長/北海道エネルギー会長】

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(かつき・としあき)1953年札幌市生まれ。大学を卒業後、大阪の石油商社勤務。81年勝木石油入社。95年社長に就任。20年から代表権のある会長に就任。札幌商工会議所副会頭。全日本スキー連盟・北海道スキー連盟・札幌スキー連盟会長。

〝優しさ〟で脱炭素、札幌オリ・パラ招致を実現

 総合エネルギー企業としてまい進する中、大きなテーマとして「脱炭素」を掲げる。
「2050年には車社会が化石燃料から環境に優しいエネルギーに代わる。全道に広がる280カ所のSSをどのような形態に変えていくのか。その準備を加速させていく」
 また、札幌商工会議所の副会頭、全日本・北海道・札幌スキー連盟会長の要職に就く。一人でもスキー愛好者が増えるため、努力を惜しまない。
「世界に誇る雪質の素晴らしさを全面に打ち出し、冬の魅力をアピールしていく。ワンポイントレッスンを充実させるなど、手軽にスキーを楽しめる環境を整えたい」
 30年の札幌五輪・パラリンピック招致のためには、22年が勝負の1年となる。
「開催概要には道内の広域交通体系整備と同時に、人に優しい街づくりという視点も組み込む。担当副会頭として招致を実現させたい」

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