公明去って広がる荒野 衆議院北海道10区の13年間と“自公協力の象徴区”の真実

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渡辺孝一氏(左)と稲津久氏

〝自公選挙協力の象徴区〟とされた衆議院北海道10区。昨年の公明・稲津久敗北を機にその関係性はリセットされ、さらに公明が連立を離脱。票と議席でつながる仮初めの関係が終焉を迎え、その後に残ったものとは。(文中敬称略) 自民総裁まで招いて地ならし  衆議院北海道10区に公明党が候補を擁立する、との話が流れたのは2011年9月のことだった。  田園...

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