『週刊文春トップ屋魂 完全版 「文春砲」の創成期を走り抜けた男の半生紀』『記者は天国に行けない  反骨のジャーナリズム戦記』

「冒頭の10行に集中しなさい。それが書けたら、どんな長い原稿でも書ける」 この指摘は、業界紙の記者から本誌に転職したものの、雑誌原稿の書き方に四苦八苦していた30歳のぼくを救った。教えてくれたのは、隣の席の先輩記者だった。 同じことを大下英治が、著書『週刊文春トップ屋魂 完全版 「文春砲」の創成期を走り抜けた男の半生紀』(清談社Publico刊)で「記事は出...

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