“猫の目農政”に分断される生産者たち 水田活用交付金見直しで“5000億円分捕り合戦”

手前が水活交付対象となるために水を張った水田。写真奧は実った稲穂
水田転作時の補助金である「水田活用の直接支払交付金」が根本的に見直される。転作率5割超の道内コメ農家には警戒感が広がる一方、畑作農家には予算増額の期待も。こうした〝猫の目農政〟を繰り返した結果のコメ不足を指摘する声もある。
水張りの5年ルールを緩和
「食料安定供給を図る観点から、水田を対象として支援する『水活』を根本的に見直す検討を始める」
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