途切れる中央パイプ、五里霧中の農業界 新たなリーダーは?空洞化する政治・経済人脈

有塚利宣氏
農業王国・十勝を類いまれなリーダーシップでけん引した有塚利宣氏が「北海道農業界のドン」となった理由は、農業界のみならず道内・中央政界に幅広い人脈を築いたからだ。不意の死の前後や葬儀の模様とともにその人脈を図解、今後の影響も探った。
自ら葬儀を手配、後事を託す
「一両日中、と聞いている」――本誌記者が、JA関係者から有塚利宣氏の「危篤」を知らされ...
有塚利宣氏