『キングコング・セオリー』『家事か地獄か 最期まですくっと生き抜く唯一の選択』

 私はブスの側から書いている。ブスのために、ババアのために、男みたいな女のために、不感症の女、男みたいな女、欲求不満の女、セックスの対象にならない女、ヒステリーの女、バカな女、『いい女』市場から排除されたすべてのオンナたちのために―― のっけから脳をぶん殴る言葉のラッシュ。ぐうの音も出ない。なぜか。それは『キングコング・セオリー』(相川千尋メル訳、柏書房)の...

(残り2354文字)

こちらもおすすめ