後藤田正晴 内閣官房長官【1983年12月号】

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後藤田正晴氏

軍備を増強するだけでは、国の安全は保障されない  智将、カミソリ、角栄の懐刀――これらは、後藤田正晴を形容する言葉だ。警察庁長官時代には、よど号ハイジャックやあさま山荘事件など、テロや暴動が相次いで発生。重大事件の対処に力を発揮した。 退官後は時の総理・田中角栄に抜擢され、内閣官房副長官に就任。衆院議員となり、官房長官として中曽根政権を支えた。二階堂進...

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