【速報・無料公開】JAグループ北海道役員改選、中央会・樽井会長、ホクレン・篠原会長が続投、サプライズは「十勝で重責役員3人」ほか常勤役員など10人の顔ぶれ【7月号先出し】
ホクレンビル(手前)とJA北海道中央会などが入居する北農ビル
5月28日、JAグループ北海道「道中央会・各連合会役員推薦会議」記者会見で、次期常勤役員候補など10人の顔ぶれと役職が発表された。
JA北海道中央会:
会長 樽井 功 氏(上川 JAひがしかわ・再)
副会長 小椋 茂敏 氏(十勝 JA上士幌町・再)
ホクレン:
会長 篠原 末治 氏(十勝 JA士幌町・再)
副会長(米作担当)柏木 孝文 氏(空知 JAきたそらち・再)
副会長(畑作担当)宇野 克彦 氏(十勝 JAめむろ・新※常勤としては再任)
副会長(酪農・畜産担当)徳田 善一 氏(釧路 JA釧路太田・再)
JA北海道信連:
会長 早川 仁史 氏(石狩 JA新しのつ・新※常勤としては再任)
副会長 鎌田 和久 氏(空知 JAピンネ・新)
JA北海道厚生連・共済連北海道(兼任):
会長 石井 透 氏(オホーツク JA清里町・新※常勤としては再任)
北海道農業公社:
副理事長 橋本 弘幸 氏(オホーツク JAサロマ・新※常勤としては再任)
財界さっぽろ本誌や本サイト記事で報じてきた通り、常勤役員枠は道内97のJAを束ねた12地区をさらに第1~第3ブロックに分けた上で、農業生産額などを考慮して第1が2枠、第2が4枠、そして第3が5枠というのが基本。さらに空知と上川が2枠、十勝・オホーツクで2枠ずつ、釧路・根室で1枠という割り振りだった。
だが前回2023年の改選では第1が1人、第2が4人、第3が6人と枠に変動があった上、空知が1に減り、上川・十勝が3枠と増加した。
さらに、今回の改選前にはホクレン代表監事が非常勤となり、厚生連・共済連共通副会長が廃止。常勤役員ではないが、ポストとしては同様の扱いとなっている道農業公社副理事長のイスを含めても、1枠削減された状態での選考となった。
他方で今回は、JAグループの「憲法」とも呼ばれる「改選時に70歳未満」という年齢制限にかかる役員が2人(西本護厚生連・共済連共通会長、宮本英靖道農業公社副理事長)のみで、残りの役員は続投が基本線。よって焦点は誰がどの役職に就くかだったが、サプライズがあった。
十勝地区から前回選出されていた小椋茂敏中央会副会長、篠原末治ホクレン会長、宇野克彦道信連副会長のうち、宇野氏がホクレンの畑作担当副会長に横滑りしたのだ。
中央会・道信連・ホクレン・厚生連(共済連)の5つの連合会のうち、信連と厚生連・共済連は事務方が主体となって業務を行うため(信連は経営委員会も設置)、常勤役員は農業者の代表として運営を監督する存在。一方で中央会・ホクレンは役員自らが主体となって行う業務が多く、その分役割も責任も重いとされている。
よって中央会・ホクレンの正副会長ポストの配分はこれまで各地区、各ブロックへのバランスを考えて行われてきたが、今回は異例の配分と言える。
なぜ異例の配分が行われたのか、さらにほかのポストについての裏事情は、本サイトおよび、6月15日発売予定の月刊財界さっぽろ7月号で詳報する。


