【追悼】サツドラ創業者・富山睦浩逝去、本誌登場写真で在りし日を振り返る(無料公開)
2019年1月号掲載。札幌のつどーむで開催されたサツドラフェスにて
サツドラホールディングス創業者の富山睦浩氏が4月18日、自宅で夕食中に心不全を発症、救急搬送されたが帰らぬ人となった。享年78歳。
根室の網元の家に生まれ、サケ・マス船団が大量の薬を詰め込む出航風景に「薬屋さんは儲かるなぁ」と幼心に思ったという富山氏。昭和大学薬学部に進学し、薬剤師の資格を取得。薬問屋などでの勤務を経て、日本にドラッグストアという業態がなかった1972年、25歳で札幌市内手稲山口のスーパーの一角に15坪の「サッポロドラッグストアー」1号店を開業。光惠夫人(現・相談役)と二人三脚での船出だった。
75年、薬局の距離制限撤廃を機に一気に多店化。店名に込めた欧米型ドラッグストアチェーンを一代で築いた。
83年に会社を立ち上げた。2003年ジャスダックに上場。13年に東証2部、14年に東証1部へ昇格した(いずれも当時)。
16年には持株会社サツドラホールディングスを設立。その後、店名をサッポロドラッグストアーという名称から、サツドラに統一した。
一方、自身は2015年に長男の浩樹氏に社長を譲り、会長に就いた。22年に特別顧問Founderとなってからも各地の店舗を精力的に回り、従業員に声をかけるなど、生粋の商人でもあった。そのサツドラは現在、店舗数195店舗(26年2月時点、グループ店含む)、年商1050億円までに成長した。
義理に厚く、各界の経済人との親交は極めて広い。公私ともに全力で人生を謳歌した生涯だった。
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以下、本誌で掲載した写真で富山氏の在りし日を振り返る(肩書きなどは掲載時のまま)。


