原告は真宗大谷派からの派遣理事 札幌大谷学園が控訴審で宗門関与“全否定”

©財界さっぽろ

札幌市東区にある札幌大谷学園

 札幌大谷学園元理事2人が学園を訴えた訴訟は、7月末に一審判決が下り、原告が勝訴。学園は控訴したが、その理由書には宗門の関与を全否定する現理事会の強硬姿勢がにじんだ。  原告の宗門理事2人は一般企業の定款にあたる「寄附行為」で資格が規定されていたが、3年前の理事会決議で資格を失った。原告はその理事会を開催した現理事長・種市政己氏が正規の手続きで理事長に...

(残り1107文字)

こちらもおすすめ

関連キーワード