マトモな活動は実質1カ月 岩本剛人、薄氷再選の偶然と必然

当選の万歳三唱で頭を下げる岩本剛人氏(中央・2025年7月20日深夜)
現職ながら、新人候補の背中を負うような戦いを強いられた岩本剛人。準備の立ち後れから苦戦は必然。出口調査でも厳しい数字が並んだものの、結果は辛くも逃げ切った。関係者の証言から薄氷を踏んだ勝利の理由を探った。
出口調査では田中と鈴木が先行
7月20日、午後7時を過ぎたころ。開票を待つ自民党参議院北海道選挙区候補・岩本剛人の選対事務所で、本誌記者は...