「ケロリン百年物語」「老害の人」「ウンコノミクス」

 いま朝の3時半。この原稿を書きながら午後から行う採血のことを考えている。ぼくは子ども時代から注射が嫌いだ。高熱でウンウンうなされていたのに、往診の医師が来た途端、窓から逃げ出したことがあるくらいだ。それなのに48歳の夏から23年間、現在は3カ月に1回になったが、注射器3本も血を抜かれるのである。本日は地獄だ。  俳優の六角精児は『お父さんが嘘をついた...

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