新経営陣は労組と対立激化、金融機関が引導、十勝バス・野村文吾前社長〝無念の退場〟

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野村文吾氏

「十勝バス」(本社・帯広市)の野村文吾氏が社長を退いた。野村氏は有力経済人としても知られ、十勝・帯広に衝撃が走った。金融機関が主導したもので、多角化失敗などの経営責任を問われた格好だ。突然の退場劇の舞台裏とは。 9年連続増収の〝奇跡のバス会社〟 「任期の途中だが、社業に専念する。十勝・帯広市民の生活の足、社員と社員の家族を守るため経営責任をとった...

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