【配信限定・無料】すべての“アグリマン”へ…チームナックス・森崎博之が舞台で明かす“宝箱”の中身

農業のように進化を重ねた舞台へ

※舞台の内容についてネタバレにならない程度に触れています。ご注意ください。

「農業に17年も関わっていると宝箱みたいなエピソードにも出会える。今回はそんな農業への感謝が色濃く出ています」
　TEAM NACS森崎博之さんの一人舞台「AGRImanSHOW（アグリマンショー）for AGRIman」が２月12日に再演もとい〝開墾〟の時を迎えた。
　同舞台は2023年、ナックスのソロプロジェクトの一環として上演された、歌・芝居・料理・イリュージョンを盛り込んだ農業エンターテインメント。HBCの農業紹介番組「森崎博之のあぐり王国北海道」「あぐり王国北海道NEXT」で全道の生産者と出会った経験が生かされている。
　初演は東京・大阪・札幌での上演だったが、「農業従事者に舞台を見てもらうべきだ」という応援の声が高まり、２年後の北海道ツアーが決定。タイトルに「for AGRIman」の一文を添え、札幌を皮切りに、旭川、北見、七飯、根室、稚内、幕別の道内７カ所をめぐる。
　森崎さんは「自分にしかできないステージ」と自負するが、公演にあたって迷いも生まれたという。
「『for AGRIman』の文字をつけるのはとても勇気がいることでした。私は農業の応援団長という気持ちでいつも取り組んでいます。しかし、皆さんが心から大切にしているものをエンターテインメントにすることに不安もあります。誰かの迷惑になっていないか、こんなふうに〝ちゃか〟していいのかと」
　それでも、舞台を通して伝えたいことがあった。
「農業従事者の方々の多くは家族経営です。お子さんと一緒に見に来ていただいて、農業ってかっこいい、面白いと思ってほしい。そして、子どもたちが将来北海道で農業をすることを選択してほしい。最大の目標ですね」
　今回の再演では新作のエピソードや演出が追加されている。その一つは「あぐり王国」を通して出会った、あるトマト農家と少年とのストーリーだ。

　詳細は控えるが、それは冒頭のように森崎さんが〝宝箱〟に例える心温まるエピソード。〝目標〟実現のひとつの形でもある。
　地方公演では、農業に関する〝ご当地ネタ〟を加えていくことも構想する。
「これまでの経験でたくさんネタを持っています。それを惜しみなく出します。より進化や挑戦を重ねていきたいですね。まさに農業のように！」

・札幌公演
会場：共済ホール
日程：2025年2月13日(木) 18:00開演

・旭川公演
会場：旭川市公会堂
日程：2025年2月15日(土) 15:00開演

・北見公演
会場：北見市民会館　大ホール
日程：2025年2月22日(土) 15:00開演

・七飯公演
会場：七飯町文化センター　パイオニアホール
日程：2025年3月2日(日) 15:00開演

・根室公演
会場：根室市総合文化会館　大ホール
日程：2025年3月8日(土) 15:00開演

・稚内公演
会場：稚内総合文化センター　大ホール
日程：2025年3月15日(土) 15:00開演

・幕別公演
会場：幕別町百年記念ホール
日程：2025年3月29日(土) 13:00開演