【速報・無料公開】町田隆敏、石川敏也、札幌市2副市長が退任へ

町田隆敏氏(左)と石川敏也氏
札幌市の副市長は現在、筆頭の町田隆敏氏、石川敏也氏、天野周治氏の3人体制。このうち、町田と石川の2氏が今年度限りで退任する。
町田氏は1955年10月17日生まれ。83年4月に入庁。経済局に長く従事し、秘書部長や広報部長などを歴任した。秋元克広氏が市長選に当選したのは2015年4月。その年の特別職人事で、札幌市教育委員会教育長だった町田氏は副市長に就任した。町田氏と秋元氏は同い年。秋元氏が最も信頼を置く人物だ。
一方の石川氏は1962年11月16日生まれ。市立開成高校卒業(81年)後に入庁したたたき上げ。財政課長、市長政策室政策企画部長、観光文化局スポーツ担当局長などを経て、2016年4月に新設のスポーツ局の初代局長に就任した。19年5月から現職。石川氏と言えば、失敗に終わったものの、冬季五輪招致は就任時からの特命事項だった。
町田氏、石川氏の進退については、昨年度も注目されたが、結果は2氏とも続投。そのため「今年度限り」(市役所関係者)との声が高まっていた。
10年務めた町田氏の退任、2副市長が一気に抜けることから、庁内人事は大きく変わることになる。2氏の気になる再就職先など、詳報は2月15日発売の本誌3月号で。