鈴木宗男〝万感、ここに極まれり〟(写真全3枚)

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鈴木氏はいつも「政治は人間関係」と話す。故郷・足寄の関係者からの祝辞に涙、涙…

 鈴木宗男参院議員は式典の最中、何度もハンカチで目頭を拭った。
 1983年、〝奇跡の初当選〟から41年。天国と地獄の人生が、走馬灯のように思い出されたのではないか。鈴木氏は永田町で出世街道を走り、政権の中枢で存在感を示した。だが、絶頂期に逮捕、収監の憂き目にあう。大病も経験した。
 どんなにつらいときでも、故郷・足寄町の存在が心のよりどころだった。
 鈴木氏は9月、足寄の名誉町民に顕彰された。11月3日、町民センターで顕彰式が行われた。
 式には長女の鈴木貴子衆院議員がサプライズ出席。鈴木氏の隣には典子夫人の姿があった。
 鈴木氏は挨拶で、日ごろ口にできない思いを伝えた。
「万感の思いで、家内の内助の功に感謝、お礼申し上げます」 

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鈴木宗男参院議員(左)と典子夫人
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鈴木氏の新旧の秘書や事務所スタッフも東京や札幌から駆けつけた

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