リアルを徹底追究！北海道コンフェクトグループから進化形ラーメンスナックが誕生！！

財界さっぽろ編集部

2024年09月18日 17:30 2024年年月号

ＲＡＭＥＮＣＬＵＢ「札幌味噌ラーメンスナック」

「本当のみそラーメンみたい！」「ビールが飲みたくなる‼！」。思わずそう口にしてしまうラーメンスナックが誕生した。
手がけたのは、「きのとや」や「千秋庵製菓」など複数のブランドを展開する北海道コンフェクトグループ（本社・札幌市）。

　今回、新たに仲間入りしたのが「ＲＡＭＥＮＣＬＵＢ（ラーメンクラブ）」という新ブランド。第１弾として発売するのは、「札幌味噌ラーメンスナック」だ。札幌グルメの代名詞であるみそラーメンを丸ごとスナック菓子にした。口に含むと三度揚げした麺から濃厚なスープが染み出てくる。本当のラーメンを食べたかのような風味が口の中に残る。なぜこんなにモノホンなのか！？

　製造したのは２０２２年にグループ入りした「北の食品」（旧社名・木野商事）のかりんとう工場。長年培ってきた洋菓子づくりのノウハウとかりんとう製造の技術をスナックの製造工程に生かした。使用する麺も自家製するこだわりぶり。
　ラーメンスナックの代名詞である「ベビースターラーメン」とは異なり、札幌ラーメンならではの中太ちぢれ麺。赤・白の味みそを合わせたオリジナルスープで味付け。乾燥させた道産のコーンやモヤシなど、４種類の具材も袋に入っている。

　北海道コンフェクトグループの長沼真太郎社長は、新ブランドの構想について次のように語る。
「しょっぱい系のお土産菓子をつくりたいとずっと思っていました。スナック菓子の定番といえば『ポテトチップス』です。しかしすでに各社からさまざまな種類がリリースされています。スナック菓子でライバルが少なく、お土産としてポテンシャルがあると思ったのがラーメンスナックでした。第１弾をみそ味にしたのは、われわれは札幌の企業ですし、私自身も札幌生まれでみそラーメンが一番好きだからです。今後、他の味の商品が派生する可能性もあります。すでに東京でしょうゆ味を発売する計画があります。各地でポップアップストアを展開して、お客さまのリアクションを見ながらプランを練っていこうと思っています」