【過去記事・無料公開】ゆるくない?
4月12日に公開され、大ヒット中の劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星」。その舞台が北海道・函館で、さらに北海道警捜査一課の刑事・川添善久役で北海道出身の大泉洋氏がゲスト声優出演をしていることから、道民の関心も高い。そんななか、X(旧Twitter)でひそかに注目を集めるのが、北斗市のゆるキャラ「ずーしーほっきー」だ。かわいかった、きもかった、怖かったなどの声が上がる「ずーしーほっきー」を、2014年の財界さっぽろで取りあげていたので、無料公開する。
自治体や企業がつくる「ゆる~い」マスコットキャラクター、通称「ゆるキャラ」。だが中には、さまざまな理由で「ゆるくない」ものも存在する。
さっそく紹介するのが、コナンの映画で注目を集める「ずーしーほっきー」。北斗市とはこだて未来大学が共同で制作した公式ゆるキャラだ。2013年11月の登場以来、早くもネット上で「キモかわいい」と評判。鳴き声は「ホキホキホキー!」。
顔や見た目がゆるくないのはご存じ「メロン熊」(夕張市)と「たら丸・べに子」(岩内町)。たら丸・べに子はともに顔に似合わず長い手足が〝キモい〟とネット上で評判になった。
過去の経歴がゆるくないのは「まんべくん」(長万部町)。ツイッターでの歯に衣着せぬ発言が話題を呼ぶも「舌禍」騒動でツイッターは閉鎖。今はイベントなどで地道に活動する日々……。
「毬里夢」(阿寒町)は13年開催の「ゆるキャラグランプリ」で道内の出場66体中最下位、全体でも1580体中1525位。知名度のなさが悲しい。
最後は倶知安町のスキー場「ニセコHANAZONOリゾート」の「カモノハシ」。サムライに憧れる戦士という設定だが、北海道観光大使を拝命し「ゆるさ」も期待されることに。ゆるキャラ稼業も「ゆるくない(楽じゃない)?」