予算、宿泊税で亀裂、観光振興監人事に業界が異論

©財界さっぽろ

槇信彦氏

 いま、道と観光業界には不穏な空気が漂っている。観光行政の舵取りである経済部観光振興監人事にも飛び火した。 道と観光業界は大きく二つの案件で揉めに揉めている。一つは2024年度の観光予算。北海道観光振興機構が当初求めていた道への負担金が、約半分に削減された。観光事業者はカンカンとなり、鈴木直道知事が小金澤健司機構会長と会談するなど、事態収拾に奔走した。 もう...

(残り417文字)

こちらもおすすめ