ナンシー関が「めくるめく不幸を呼び寄せる男」と太鼓判、義を貫いた「外道」教授(札幌国際大・大月隆寛)の〝置き手紙〟

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大月隆寛氏

 大月隆寛。昭和末期から平成初期を知る人たちには、懐かしい名前かもしれない。この男曰わく「野良」だったフリーランスの時代、その尖ったセンスが多数のメディアに重宝された。民俗学者として硬派な著作もあるが、漫画などの文化領域、そして大好きな地方競馬の界わいで多数の発言、発信を行った。一時期は小林よしのりにくっつき、はねっかえりの右翼分子と見なされたことも。とにも...

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