小社刊行・犬情報誌「わんハート」で「ふみ」が誌面を飾る(6月20日発売)、本誌初登場インタビューを振り返る(23年11月号、無料公開)“読書の秋なのでインタビューやります”ピアニスト・インフルエンサー「ふみ」
小社・財界さっぽろでは犬情報誌「わんハート」を刊行している。6月20日発売のわんハートVol.23(2026年春夏号)で、ピアノインフルエンサーのふみさんと愛犬のプーちゃんが登場する。
ミステリアスなビジュアルと繊細な指先が奏でる音色でたくさんのファンを魅了するふみさん。ピアニストとして活躍する一方、トイプードルのプーちゃんを溺愛する〝親バカ〟な一面もあるという。一目惚れで迎えた愛犬との暮らしは、「毎日に癒しと笑顔をくれる存在」だと語る。ステージではなかなか見られない、プーちゃんの前で見せる自然な笑顔も必見だ。
グラビア&インタビューが掲載される、わんはーとは現在、小社ホームページ・財界さっぽろオンライン(【先行予約】わんハート Vol.23 ピアノインフルエンサー「ふみ」掲載号 – 財界さっぽろ)で事前予約を受け付けている。
本稿では、ふみさんが本誌に初登場した23年11月号のインタビュー記事を無料公開する。
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札幌在住のピアノ配信者「ふみ」さんを知っていますか?コーチャンフォーのコンサートは即完売するほどの人気ぶり。そんなふみさんに、これまでの人生や動画投稿者の苦悩、札幌観光大使の活動について〝ふみ〟こんで話を聞きました。
医療系の大学に通うも、ピアノの道へ
――「食欲の秋なのでライブやります」は、9月23日から2日間、計4公演を行いました。
ふみ : これまでも、さまざまなコンサートで演奏してきましたが、食事付きのイベントは初めてでした。
最初はリスナー(ファンの総称)の皆さまに来ていただけるかドキドキでしたが、ふたを開けて見れば、たくさんの方に来ていただけて、ホッとしています。
――ふみさんが監修したコース料理が振る舞われたとお聞きしました。
ふみ : メニューを考える機会なんてめったにないので、貴重な経験でした。道産食材を中心としたメニューにさせていただきました。
夜公演のメーンは〝エゾシカ肉のロースト〟。ジビエ料理を初めて食べた方からはおいしいと言っていただけたのはうれしかったですね。また、1日目は半分以上が道外のリスナーさんでした。北海道の幸も満喫していただけたのではと思っています。
――初日のチケットは2分で完売したとお聞きしました。
ふみ : 本当に感謝しかありません。当初、キャンセル待ちが300人とお聞きしました。
来られない方に申し訳ないなと思っていたところ、コーチャンフォーさん側から「追加公演をやりませんか?」とご提案いただきました。
ありがたいことに追加公演も昼公演は完売。夜公演も会場は9割以上が埋まりました。2日で4公演は腕がパンパンになりました(笑)
――そもそも、ピアノを始めたのはいつからですか。
ふみ : 3歳のときにピアノ教室へ通い始めました。親が何か習い事をさせたかったらしいです。
そこからレッスンを受け、コンクールに出場してというような生活を送っていました。
しかし、大学受験を優先するために高校2年生の冬にレッスンへ通うのは辞めてしまいました。
――動画投稿はいつからやっていたのですか。
ふみ : YouTubeの投稿は中学3年生の3月31日から始めました。動画の生配信は高校2年生くらいからですかね。もともと、そういうジャンルへのあこがれは強かったので、大学入学後も動画投稿は続けていました。
ただ、医療系の学部だったということもあり、ほぼ毎日1講から5講まで講義を受けていました。その上にサークル活動もやっていたので、あのときは忙しかったです。
――人気に火が付いたのはいつからですか。
ふみ : 4年前にYouTubeで、ストリ―トピアノが流行した時期がありました。そのときに、ストリートピアノを弾いた動画を投稿しました。
すると、「スーパーでパプリカ弾いてたら女の子が歌ってくれたwww」などの動画がバズりました。現在は400万回再生を越えています。
ほかにも、コンビニのBGMにさまざまなアーティストの曲を織り交ぜた「有名人しか来ないファミマの入店音part1」は636万回再生を記録しました。
こういった反響を受け、当時大学生だった僕は医療系に就職するか、ピアノの道に進むべきか、ギリギリまで進路に悩みました。大学の先生からはピアノ活動には大反対されまして……(笑)。もちろん僕の将来のことを考えてのことだったと思います。
そんな中で、背中を押してくれたのはたくさんのリスナーの存在でした。みなさんの応援があり、覚悟を決めることができました。
YouTuberは今から初めても厳しい
――現在、YouTubeの登録者数は計40万人を突破。それだけ登録者がいると稼げるという話も。
ふみ : 正直に言うと、僕のような音楽系の動画投稿はあまり儲かりません。特に弾いてみた動画の中でもポップス系は著作権が発生します。権利者などにお支払いするので、手元に残るお金はほんの一握りです。あくまで、YouTubeは名前を知ってもらうための媒体として利用している感じです。
主な収入源としては今回のようなコンサートの開催や、グッズの販売、ライブ配信の投げ銭などになります。
YouTuberは、人気が出れば、それなりの収益があるかもしれません。ただ、今はさまざまなジャンルで飽和しています。芸能人の方々などの参入も増え、さらに広告単価も下がっています。状況は厳しいです。
子どもがなりたい職業ランキングに入ったりしますが、もしまわりにそういう子どもがいたら止めます。やっぱり大変ですからね。
――ピアノ活動以外のチャンネルも人気ですね。
ふみ : 札幌をはじめ、道内の魅力を発信しています。さらにイベントで全国各地に足を運ぶことが多いので、そこの地域の良さなんかも動画に撮っています。
でも、やっぱり一番再生数が伸びるのは道内の紹介動画です。
道外から来てくれたリスナーの方々は、それを見て観光しているようです。僕が撮影しに行った「白い恋人パーク」の商品を持ってコンサートに来ている方を何人もお見かけしました。
――昨年4月には札幌観光大使に就任しました。
ふみ : ご縁があり、このような肩書きをいただきました。就任当時に親からは「札幌のこと何も知らないでしょ」と言われました(笑)。実際に活動してみると本当に知らないことも多く、地元の魅力を改めて気づくことも多いです。
今年1月には、大使のつながりもあり、札幌商工会議所の新春交歓会で演奏をさせていただきました。
関係各所のみなさま、出演依頼のご相談お待ちしております。レパートリーは数百曲ありますが、それ以外でも事前に要望いただければ、なんでも対応します。
場所や年齢層に合わせた選曲が可能なのが、僕ら〝ポップスピアニスト〟の強みだと思っていますので。
――普通のピアニストとは違うコンサートを目指しているようですね。
ふみ : 僕自身、幼少期からクラシックピアニストのコンサートを何度も見てきましたが、曲間のトークはほぼなく、曲を弾いて終演するというものがほとんどです。おそらくそれが一般的なコンサートの形だと思います。
僕のコンサートは邦楽曲がメーンで、MCも頻繁に入ります。エンタメ要素を交えながら、どう楽しんでいただくかを常に考えているという感じです。
普段足を運べないまちへ
――今、力を入れていることは。
ふみ : 「あなたの街でピアノ弾きます」というイベントを行っています。
これは僕がピアノアンバサダーを務める北海道楽器商組合とタッグを組み、実現したものです。すでに富良野や帯広、占冠などで公演を行いました。
10月28日には遠軽町(オホーツク管内)でこの企画を実施します。地元の吹奏楽団「えんがるドリームバンド」とのコラボも楽しみです。
普段、なかなか僕が行けないようなまちに足を運べたらと思っています。
また、YouTubeの総再生回数1億回突破記念企画「ふみダーツの旅」が11月から始まります。企画趣旨は某番組と一緒です(笑)。今回は宮城県、愛知県、京都府でコンサートすることが決まりました。
ほかにも「いろんなところでファンミ(ファンミーティング)やります」という全国ツアーも始まり、盛りだくさんの内容になっています。
今年は公演数を減らしていきましょうとスタッフさんと話したような気もしますが、おかしいですね……(笑)。みなさまのご来場、お待ちしております。
札幌在住のピアニスト・インフルエンサー。
バラエティに富んだ”弾いてみた”動画が人気となり、
Youtubeチャンネル総再生回数は1億回を記録。
登録者は計40万人を突破した。
昨年4月、札幌観光大使に就任。まちの魅力も全国に発信している。
趣味は釣り、ゲーム、ピアノ。


