【トリセツ・千歳編】市内に183万羽、鶏卵の大産地

 「午前中にスーパーに行かないと卵が買えない」。春から初夏にかけ、そんな言葉が札幌の多くの家庭で交わされた。長い間、札幌を中心としたエリアで卵不足が続いた。原因は鳥インフルエンザ。 3月下旬から4月、千歳にある複数の養鶏場で感染事例が相次いで確認された。防疫措置として、やむなく大量の鶏が殺処分された。その数は合計で約120万羽にのぼる。「今年2月1日のデータ...

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