新所有者とひともんちゃく、北電の土地を20年不法利用したツケ

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手前に見える護岸施設が撤去される

 ふるさと納税日本一として知られる紋別市。人口約2万人の静かなマチだが、昨年暮れ、大騒ぎに。市幹部の汚職事件が火を噴いたのだ。取材をすると、市政関連の首をかしげる話が続々と出てきた。市内を流れるオンネナイ川。その護岸施設を巡り、市と底地の所有者との間で約3年、トラブルが続いていた。  問題の場所は緑町4丁目。市内の企業が北海道電力から20年9月に取得し...

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