ファクトを下敷きにした小説 道新、道警、JR北海道の関係者は倍楽しめる「覇王の轍」

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著者の相場英雄氏(撮影・藤岡雅樹氏)

「震える牛」「ガラパゴス」などの著作がドラマ化された相場英雄氏。最新単行本の舞台は北海道だ。単なる舞台ではない。北海道にする必要があった。なぜか。目下、工事が進む新幹線札幌延伸事業とリンクするテーマが隠されている。 本作のきっかけはタレコミだった  事実を含むウソは真実味を増す、とよく言われる。 相場英雄氏の最新単行本「覇王の轍」はあくまで小説、...

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