オバリ
標識制作で豊富な実績。レンタル需要にも対応
道路工事などの標識を数多く手がける標識制作の「オバリ」。特注品などにも柔軟に対応している。
今年は創業35年の節目。標識の販売に加えて、レンタル事業もさらに強化する方針だ。小針尚仁社長は「工事現場用保安用品のレンタル需要が高まっています。これまで当社のレンタル商材は限定的でしたが、工事看板や安全掲示板、現場事務所のフェンスなど、今後はレンタル品のラインアップを増強するとともに、オーダーメード標識のレンタルも提案する」と話す。
在庫の保管は札幌と北見のほか、神奈川県相模原市にある資材ヤードを活用。全国の工事現場に供給している。
また、インターネットを通じた一般消費者向けの資材販売も好調だ。
「工事標識などで用いる反射材の端材を販売したところ、数多くの注文をいただきました。ホームセンターなどで売られている既製品より価格を抑えられたことが大きい。さらに、販売代理店として取り扱う『路通(ろつう)』は、ほぼ塩害のない防氷剤として好調に売れています。今後もSNSなどを活用し、販売数を伸ばしていきたい」と小針社長。