小野寺 若氏【司法書士法人中央ライズアクロス代表司法書士】
(おのでら・わか)1971年東京都生まれ。明治大学理工学部卒業。就職した金融会社が38歳で倒産し、司法書士を志す。14年司法書士試験合格後、都内の司法書士法人に入社。15年行政書士、宅地建物取引士、測量士補試験合格。16年ライズアクロス司法書士事務所入社。19年から現職。
司法書士業界の〝黒船〟。価格以上の価値を提供
司法書士法人、行政書士法人、土地家屋調査士法人で構成する全国組織「中央ライズアクロスグループ」の一翼を担う札幌エリアの司法書士法人を立ちあげた人物。今では首都圏に次ぐ売り上げを誇る。
商業登記や事業承継、不動産登記などを手がけ、口コミや紹介で月間150件、年間1800件の依頼が舞い込む。
「重視するのは業務の精度とスピード感。価格以上の価値を提供します」
弁護士や税理士とは異なり、企業と顧問契約を結ぶケースはほぼない。だからこそ顧客満足の向上が〝生命線〟だ。
「単なる安売り、御用聞きに顧客は満足しません。職員の傾聴力と提案力を磨き、付加価値を提供する。顧客とWin-Winの関係を目指す」
北海道に魅了され、札幌に自宅も購入した。
「あと40年はバリバリ働きます。北海道から日本を元気にしたい」と生涯現役を誓う。