離島住民に求められる“覚悟”

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奥尻島からの救急搬送にも活躍する道南ドクターヘリ

 離島医療の現場では、周辺市町との連携が欠かせない。 市立函館病院では、奥尻町国民健康保険病院にスタッフを派遣している。整形外科の医師は月2回2日間、消化器外科の医師は月1回4日間の日程となる。「現地では診療と当直をこなします。当院の医師が当直をすれば、現地スタッフは休むことができる。ほかにも臨床検査技師や放射線技師を派遣し、現地スタッフの休暇取得や学会への...

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