山川 広行氏【札幌ドーム社長】

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(やまかわ・ひろゆき)1956年旭川市生まれ。79年に北海道銀行入社。札幌駅前支店長、常務執行役員、専務執行役員などを経て、15年から副頭取。17年6月に札幌ドーム社長に就任。

稼働率を重視。23年に向けて着々と〝準備〟

「無観客とはいえ、無事に東京オリンピック2020のサッカーを開催できて良かった。コロナ禍でしたから、もう無理かもしれないと思いましたよ」と胸をなで下ろす。
 21年は「準」、22年は「備」をキーワードとして掲げた。23年のファイターズ移転に向けて着々と準備を整えている。
 21年末にはコンサートも再開。アマチュアスポーツ、企業イベント、市民利用も促進していく。営業に重きを置いた組織改革も行い、〝攻めの陣容〟とした。
「多くの人に使ってもらい、札幌ドームの良さをわかってもらいたい。稼働率75%が目標。どんどんご利用ください」
 今後、札幌ドームの主役となるのはコンサドーレ札幌だ。
「23年以降は全試合を札幌ドームでやって欲しい。若い選手が躍動し、見て面白いサッカーです。アジアチャンピオンズリーグ出場も夢ではありません」と期待を寄せる。 

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