東原 俊郎氏【太陽グループ社長】

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(ひがしはら・としろう)1988年太陽グループ(旧協興商事)設立。2000年NPO法人太陽グループボランティアチーム設立。01年公益財団法人太陽財団設立し理事長就任。09年9月に札幌ばんけい社長、18年4月会長就任。

社会と共に生き、喜びと賑わいを創り続ける

 北海道遺産構想に賛同して創立した地域づくり支援の公益財団法人「太陽財団」は、設立22年で助成総件数が400件を超え、助成金総額は約3億円に達した。少年野球の継続的な支援、医療や文化・芸術への寄付など活動のフィールドは広い。
「子供の頃から楽しいことは、みんなで賑やかにやる性分」と〝賑わい〟を創り続けてきた半生。自己の都合や利益だけを優先する企業が存続できない時代の先駆けともいえる。
 率いるグループは道内一円に「パーラー太陽」26店舖、スキー場と路線バス事業の「札幌ばんけい」など10社。コロナ禍にも「入るを量りて出ずるを制す。これまでも多くの困難を克服してきた」と泰然の構えだ。
 新たな年もトランペッターとしてツアーを敢行予定。「多くのイベントを自粛した2年間。新たな年こそ大きな賑わいを復活させたい」

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