関 寛氏【中道リース社長】

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(せき・ひろし)1946年札幌市生まれ。北海学園大学卒。90年に帯広市役所を退職し、中道リースに入社。94年から社長を務める。

創業50周年。マイペースで前進し続ける

 新型コロナの感染状況が落ち着き始めてから、以前のように全国各地に足を運ぶ。取材時も「数日前に九州から戻って来ました。来週から2週間の東京出張ですよ」と元気いっぱい。持ち前の行動力を発揮できるのも、子息の崇博専務を始めとした〝留守部隊〟がしっかりしているからこそ。22年に創業50周年を迎える独立系リースは時を重ねながら、人材の厚みを増してきた。
「私が会社にいなくてもまったく問題はありません」と笑顔を見せる。
 21年12月期決算の業績予想は売上高390億円で、コロナ前と同水準をキープ。続けてきた堅実経営が足腰の強さとして現れた。今期はスペースシステム事業部の不動産リースが躍進、初めて福祉施設を手がけた。
「50周年でも特別なことはしません。マイペースです」
 節目の年も気負うことなく、前進し続ける。

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