佐々木 康行氏【北海道コカ・コーラボトリング社長】

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(ささき・やすゆき)1954年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、大日本印刷に入社し、パッケージ開発等に従事。02年北海道コカ・コーラボトリング入社。常務、専務を経て14年から現職。

さわやかさと潤いを提供SDGs活動にも拍車

 コロナ禍でオンライン販売の売り上げが急伸。コンビニでは即時消費商品に加え、家庭用の需要が増し、中容量ボトルが売れた。
「生活者、社会が求める飲料に新たな価値を付加していく。
時代が変わろうとも、さわやかさと潤いを提供していくことを貫く」
 プラスチックゴミの減量、リサイクルが叫ばれる中、PETボトルの100%リサイクル化に取り組み、ラベルレス商品も発売した。
「環境貢献に加え、ゴミ分別の際にラベルをはがす手間が省けると好評です」
 長年取り組んできたCSR活動を昇華させ、SDGsに応用。札幌商工会議所SDGs推進特別委員長としてSDGsの考えを広めている。
「企業の責務として我々にできる社会貢献を続けてきました。設立当初からのゴミ拾いなど、60年近い歴史があります」 

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