大山 泰正氏【イーストン社長】

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(おおやま・やすまさ)1962年札幌市生まれ。専修大学卒業後に渡米。ロサンゼルスなどのレストランで働き、帰札後、86年に第1号店「アルズ・バー」をススキノにオープン。99年から現職。2019年一般社団法人日本フードサービス協会副会長に就任し、外食産業の発展に尽力。

首都圏に集中出店。500億企業を目指す

「30年に売上高500億円を目指します」
 外食チェーンを道内外で展開。コロナ下の20~21年は、新宿や渋谷など関東エリアを中心に12店舗を出店した。
「動かなければ衰退するのみ。めったに空かない一等地のテナントがコロナで出てきました。チャンスですよ」
 複数の商業ビルから出店オファーも寄せられており、JRや地下鉄などからアクセスの良い、いわゆる〝レールサイド〟を厳選。出店ペースを加速させる方針だ。
 首都圏での出店が目立つが「当社は札幌発祥の企業。道内の出店意欲も当然あります」とテナント情報も募っている。
 一方、飲食業界の〝人離れ〟がコロナ禍で加速。無人決済や端末オーダーなどの省人化も計画を前倒しで進めている。
「外食には〝ライブ感〟が必要であり、スタッフの接客も重要。省人化とホスピタリティの両立を目指していく」

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