稲葉 光秋氏【読売新聞東京本社 執行役員北海道支社長】

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(いなば・みつあき)1961年小樽市生まれ。84年北大法学部卒。88年読売新聞社入社。社会部次長、人事部次長、労務担当補佐、読売IS執行役員などを経て20年から北海道支社長、21年執行役員北海道支社長。

日本・世界と北海道をつなぐ「別格の全国紙」

 1959年に北海道支社設立と道内印刷を開始。国内はもとより21カ国・地域で27拠点に及ぶ海外拠点、道内でも14の支局・通信部を設置する強力な取材網をもとに「別格の全国紙」として紙面を届け続ける。
「21年は国政政局や総選挙が道内に与える影響、東京五輪の札幌開催競技を含む観客の有無についてなど、支社と本社編集部門が連携した中身の濃い記事を掲載。また、道内企業の広告を東京の紙面に掲載するなど、全国発信にもつなげました。日本・世界の中の北海道を意識した紙面づくりを行っています」
 21年3月には、北海道大学と包括連携協定を締結。11月にはノーベル物理学賞受賞の天野浩名古屋大学教授を招いたフォーラムも北大内で開催した。「本社の各部門やグループ企業が行う事業も含め、当社一体で地域貢献できるよう事業を展開したい」

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