稲熊 栄二氏【ポッカサッポロ北海道社長】

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(いなぐま・えいじ)1968年愛知出身。愛知大学法経学部卒業。92年にポッカコーポレーション(当時)入社。ポッカサッポロフード&ビバレッジの営業本部中部支社名古屋量販支店長などを経て、19年3月にポッカサッポロ北海道社長に就任。

高果汁レモン商品の健康価値を伝えたい

 21年、炭酸飲料「リボンナポリン」が発売110周年を迎えた。さまざまな企画、イベントを敢行し、道民のソウルドリンクのおいしさをあらためて伝えた。
 20年から需要が拡大しているのが高果汁レモン商品だ。
「コロナ禍で健康意識が高まり、レモンが健康維持に役立つと考えるお客様が増えている印象です」
 22年は、「キレートレモンシリーズ」や「ポッカレモン100」といった商品を前面に打ち出す。
 同社は21年6月、北海道文教大学と包括連携協定を締結。学生が考案したポッカレモン100を使用したレシピを募集し、まとめた本を作成する。
「料理セミナーなどを開催して、レモンの健康価値を知ってもらう機会を増やしていきます。あわせて、道産素材をふんだんに使用したカップスープや飲料を通じて、北海道に貢献していきたい」

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