本格的なシーズンを前に「かに供養」を開催

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厳粛に執り行われた「かに供養」

 かに料理専門店「札幌かに本家」(本社・名古屋市)は、11月18日に成田山玉宝禅寺(札幌市中央区)で「かに供養」を開催した。
 当日は本社から日置達郎会長が駆けつけたほか「札幌駅前店」(札幌市中央区北3西2)「すすきの店」(同南6西4)の役職者ら約20人が出席。祭壇には毛ガニやズワイガニ、タラバガニ、魚介類が供えられ、僧侶の読経の後、一人ひとりが感謝の気持ちを込めて焼香を行った。
 日置会長は「お客さまも徐々に戻ってきているので、おいしいものをたくさん食べていただき、喜んでもらえるように努力していきたい」と挨拶した。
 全国に14店舗ある札幌かに本家グループでは、毎年約40万匹(458㌧)のかにを取り扱っており、冬本番のシーズンを前に毎年「かに供養」を開催。自然の恵みに感謝しつつ、繁忙期に向け、商売繁盛と無事故を祈願している。
 本社のある名古屋地区では1968年から行われており、札幌地区は85年からで、昨年は新型コロナウイルス感染拡大で中止となったが、今回で36回目の開催となった。

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札幌かに本家すすきの店
札幌かに本家

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