吉田学園が情報系専門職の教育を強化。来春に学科を一新

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デジタル技工技術に触れられる「アドバンスセンター」(完成予想図)

 多種多様な人材を育成する吉田学園(本部・札幌市)が情報系専門職の教育を強化する。来春には、DXエンジニア学科の新設も控えるなど、最先端の教育環境を整える。

 近年、我々の生活は加速的にデジタル化している。企業経営も例外ではなく、市場の競争に勝つためにはDX(デジタルトランスフォメーション)が必須との見方もある。
 吉田学園はこうした世界的潮流を受け、これまでにも増して情報系専門職が企業から引く手あまたになると捉え、教育体制のブラッシュアップを図っている。
 この一環として、来春に「吉田学園情報ビジネス専門学校」の学科を一新し、5学科、10専攻を用意する。
 3年制はゲームクリエイター学科、ゲームエンジニア学科(サーバーエンジニア専攻、テストエンジニア専攻)、CG学科(アニメ・映像専攻、ゲーム専攻)、DXエンジニア学科(AIエンジニア専攻、IoTエンジニア専攻、クラウドエンジニア専攻)の4学科7専攻。2年制の情報システム学科(Webエンジニア専攻、サーバー・DBエンジニア専攻、ネットワークエンジニア専攻)も用意し、学生の〝なりたい〟に応える。
 また、昨年には「吉田学園医療歯科専門学校」の歯科技工学科に「アドバンスセンター」を開設。周辺業界と連携し、デジタル技工技術に触れられる交流拠点として、学生の技術力向上と教職員のレベルアップを図っている。ハード面は今年中に完成する予定だ。

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世界的にニーズが高まる情報系専門職

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