三つ葉不動産開発
抜群の営業力で、管理物件の入居率を向上
遊技場の設計・施工で道内トップシェアの「コア電子」(本社・札幌市)から、不動産事業を分離独立して創業した「三つ葉不動産開発」。賃貸物件の企画や管理、不動産売買まで幅広く手掛ける。
賃貸仲介の「エイブルネットワーク麻生店」を運営している同社の強みは営業力だ。一般的に賃貸市場の閑散期は夏場と言われる中、今年6~7月の仲介契約数は札幌市内のエイブルネットワークFC加盟店で最多を誇っている。
管理物件の入居付けにも、強力な営業力を発揮。優先的に紹介することができるため、同社の管理物件の入居率向上につなげている。空室に悩むオーナーにとって心強いパートナーと言えるだろう。
また、中古家具・家電販売の「ワンスタイル」(本社・札幌市)と提携。管理物件に良質な中古家具や家電を備え付けて、賃料と共益費をパッケージした入居促進策の提案も行っている。家具や家電の購入コストはすべて共益費で賄うため、オーナーの負担は一切無い。
元来、コア電子では不動産売買を数多く手掛けており、そこで培ったネットワークを生かし、土地の仕込みから市場調査、物件の企画、管理、売却までワンストップで対応している。
「仲介部門と管理部門が情報を共有することで、入居者ニーズやトレンドを汲みとった提案ができます」と遠藤政志社長。