モード・アライブ
地方の〝穴場〟で高利回り。11月には賃貸仲介店を移転
「〝道内で不動産投資をするなら札幌〟という固定概念があるようですが、入居者募集に困らない〝穴場〟は各地にあります。しっかりとマーケティングした上で提案しています」
これは、昨年5月号で掲載した中上裕幸社長のコメント。当時から現在に至るまで札幌市ではさらに地価が上昇し、建築費や資材の高騰も加速している。地方都市での不動産投資の優位性は増すばかりだ。
賃貸管理、新築企画を手がける同社では近年、倶知安町をはじめ、道北・道央エリアでの新築企画を数多く手がけており、どれも札幌より数%高い利回りを確保しているという。
一方、札幌市内では建て替えを見据えて老朽化したアパートの購入も進めている。立ち退きのタイミングなどもあり、多少のタイムラグは生じるが、オーナーに提供する投資商品の準備を水面下で進めている。
11月には運営する賃貸仲介店「お部屋探しカフェ部屋モード」の移転も控えている。場所は札幌市北区北25条西4丁目。自社管理物件のリーシングも強化する方針だ。