【道路維持管理道内最大手】北海道ロードメンテナンスの新社屋が竣工

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札幌市中央区北1条東12丁目22番地48に建設した新社屋。敷地面積671.23平方㍍、延床面積773.25平方㍍。道産トドマツをふんだんに使用した環境にやさしい木造3階建て。施工は三井ホーム北海道

「北海道ロードメンテナンス」が新たな一歩を踏み出した。7月28日に新社屋が完成、8月1日から営業を開始した。
 同社は言わずと知れた 道路維持管理の道内最大手。冬場は札幌の中心部である中央区中地区の除雪を請け負うことでも知られる。
 これまでは持株会社の「HRMホールディングス」の社屋に同居していたが、いよいよ独り立ちすることとなった。
 7月28日の「新社屋落成記念祝賀会」で米野孝之社長は、「私が大野末治会長、大野晃社長に願い出て建ててもらった社屋です。完成を機に次のステージに向け、飛躍していきたい」と決意を新たにした。
 祝賀会には和田義明衆議院議員、船橋利実参議院議員、秋元克広札幌市長らも駆けつけ、河野太郎自由民主党広報本部長はビデオメッセージで祝辞を述べた。
 来賓挨拶で、たびたび語られたのは同社およびグループ会社の地域貢献。災害時にはいちはやく現場へ駆けつけ、復興までの間は物資提供を行う。札幌市に対しては冠基金となる「HRMホールディングスグループまちづくり応援基金」を設置し、グループで300万円の寄付を継続している。
 新社屋竣工に合わせ、札幌市には新たに500万円を寄付。2030年冬季オリンピック・パラリンピック大会の招致・開催に役立てて欲しいと目録を手渡した。
 祝賀会で会場を和ませたのが、平岸小学校マーチングバンドの演奏だった。同社では毎年、同部に楽器を寄贈しており、「道の日」には〝事故なし〟を祈願して児童と梨を配る社会貢献活動を行っている。
 HRMホールディングス傘下12社の中でも圧倒的な業績を誇る同社のますますの活躍が期待される。

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秋元克広札幌市長(右)と大野末治HRMホールディングス会長兼CEO
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祝賀会は感染症拡大に配慮して人数を制限しての開催となった
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船橋参議院議員は竣工式にも参加
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平岸小学校マーチングバンドが華を添えた

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