映画をこよなく愛した師匠の訃報と映像ミュージアム創設までの奮闘

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 またもや昔話になるが、映画の師匠である竹岡和田男さんが急逝されたのは、平成12年(2000)9月4日のことだった。享年72。そもそも竹岡さんとのご縁は、私が「月刊ステージガイド札幌」の編集長だった昭和48年(1973)のこと。本と編集の師匠でもある道新事業部の中島正裕さんが、学芸部で映画や演劇に詳しく、健筆をふるう竹岡さんを紹介して下さったのだ。やがて竹岡...

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