つなぎ施設オープン、解体業者決定“よそ者”2人が漕ぎ出す帯広「新・藤丸」の難航海

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開業前の藤丸パーク。写真奧には帯広信用金庫本店が見える

 藤丸百貨店が閉店して2年半あまり。ふとしたきっかけから創業122年の看板再建を託されたのが、東京生まれの移住者2人。多くの課題に見舞われながらも、その奮闘は徐々に実を結びつつある。  2022年春。コロナ禍も相まって経営不振が極まっていた藤丸の再建に手を挙げたのが、地域創生ベンチャー「そら」社長の米田健史氏だった。 「藤丸の当時の経営陣と米田氏...

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