センバツベスト4チームにも 道産子球児の本州強豪校流出が止まらない

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今春のセンバツ甲子園で最速155㌔をたたき出した健大高崎高校・石垣元気投手は登別市生まれ(写真提供:時事)

 野球人口が急激に減少している中、北海道出身の球児が本州の強豪校に進学するケースが増えている。道内の高校野球関係者らはこの現状に頭を抱えているようだ。  今春のセンバツで、道外の強豪校に進学して聖地・甲子園に土を踏んだ球児が多数いた。春連覇がかかる群馬県代表の健大高崎には4人。キャプテンの加藤大成選手と山田僚太投手は新琴似シニア出身、主戦として奮闘した...

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