札幌のタウン誌にも花盛りの時代あり

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 もう半世紀も前の話になってしまったけれど、札幌の街並みは昭和47年(1972)開催の「冬季五輪」を機に大きく変貌した。駅前通が拡幅されて両側に大型ビルが林立し、かつて黒澤明監督の映画「白痴」(1951)に映し出された写真館やレストランなどの店舗は次々と消えていった。  その後、続々と誕生するビルの中でも、かつて読売新聞の社屋があった西4丁目の南側角地...

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