フィーリスト【業種別景況と企業動向】

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若い社員が活躍する本社オフィス

経営は第二フェーズへ。さらなる多角化を推し進める

今春は12人の新卒者を受け入れ、総勢120人体制となったシステム開発の「フィーリスト」。2015年に設立し、右肩上がりで業績を伸ばしている。
創業当初は高いWEB開発技術を駆使し、他社と差別化。加えて近年は積極的な採用活動を展開し、エンジニアを増員して人海戦術を展開している。それが奏功し、大手無料通信アプリや有名ECサイトのシステム開発に参画するなど、大きなプロジェクトに名を連ねる場面も増えてきた。
東京、京都、仙台、九州に続き、今年4月には新潟支店を開設。全国各地で常時30件ほどのプロジェクトが進行している。
吉野俊文社長は「国内大手企業から数多くのオファーをいただけるようになり、手が回らない状況です。引き続き人員を増強し、当社に寄せられる期待に応えていきたい」と話す。
その一方で吉野社長は、経営が第二フェーズに進んだと捉えている。
「優良顧客と優秀なスタッフに恵まれたこともあり、今後も安定した受注が見込めるようになった。ゼロから1を創り出すのが私の役割ですから、新規事業にも力を入れていきたい」
これまでも不動産会社の設立や飲食店の取得など、多角化経営を推進してきたが、もう一段ギアを上げる。
また、若手起業家の世界的ネットワーク「EO」の北海道支部として昨年7月に発足した「EOHokkaido」のメンバーとなったほか、吉野社長個人も今年2月にプロバレーボールチーム「北海道イエロースターズ」の取締役に就任している。
「社外活動で刺激をもらうことが自分自身のマインドアップにつながる。他社との協業も含めて多様な視点で新規事業を探っていきます」と吉野社長。

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吉野俊文社長

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