株式会社 エコミック【IR特集】
主事業が好調を持続。各利益が過去最高を更新
道内外企業からの受注実績を誇る給与計算のアウトソーサー。給与計算業務や年末調整業務、住民税徴収額更新などの業務で付加価値の高いサービスを提供する「バックヤード業務のソリューションプロバイダー」として全国区の知名度を誇る。
2023年3月期の決算は、売上高が22億1600万円(前年同期比26.2%増)、営業利益が2億300万円(同10.1%増)、当期純利益が1億7000万円(同50.3%増)となり、5期連続で増収増益。増収は13期連続となり、各利益は過去最高を更新した。
新規の大型受注もあり、主事業の給与計算受託件数が前年同期比10%増となったことが好調の要因。好業績を受けて、期末配当は2円増配して8円とした。
同社が提供するクラウドアウトソーシングサービス「簡単年調」を開発した「ビズライト・テクノロジー」を22年4月に子会社化したことで「BPO事業」と「ソフトウェア・ハードウェア開発事業」にセグメントを区分。DXやHRテックを用いた生産性向上ニーズへ対応する。
各企業は、今後も人的資本の情報開示義務化やデジタル給与払いなどを控え、管理部門の再構築が不可欠な状況が続く。これにより同社では次期も好調な業績が続くと予想しており、売上高は23億9300万円、営業利益は2億2500万円、当期純利益は1億7500万円を見込む。