中道リース株式会社【IR特集】

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リース事業協会北海道地区野球大会に参加。8つの部活動も活発だ

新社長のもと増収増益を達成。新中期経営計画も策定

 建設機械や輸送用機械リース、不動産賃貸を主軸に北海道から東北、関東エリアに展開する。創業50周年を迎えた2022年に関崇博社長が就任。「健全経営・堅実経営」を実践する独立系総合リース業の道内大手だ。
 22年12月期の決算は、売上高が435億6800万円(前期比10.9%増)、経常利益が9億800万円(同19.2%増)、当期純利益は5億6700万円(同15.3%増)と増収増益を達成した。
 セグメント別では、主軸のリース・割賦・営業貸付がリース契約の増加などで新規受注高が前期比103.5%。セグメント利益は売上高の増加により同131.2%と大幅増となった。
 一方、不動産賃貸のスペースシステム事業は、前期に介護施設を取得したため新規受注高は前期実績を下回ったが、賃貸料収入の増加により売上高、セグメント利益ともに好調に推移。
 またヘルスケアサポート事業も、リース料収入の増加などにより増収増益に。総受注ベースでは中期経営計画の目標を達成している。輸送用機械等において活況を呈している中古市場への取り組みが奏功したことが好業績の要因だ。
 次期は、新中期経営計画の「NL Build―Up ! 2023―2025」がスタート。「質の向上」と「堅実経営」に取り組み、25年度のROA(営業資産経常利益率)1%達成と、脱炭素・省エネ推進などの重点課題にも挑戦する。

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関崇博社長
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新中期経営計画には植樹活動による森づくりなどSDGs計画も掲げる

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