株式会社 ロジネットジャパン【IR特集】

©財界さっぽろ

「DDロジ」とはダイレクトデリバリーロジスティクスの意

各経営成績指標が過去最高を更新。好業績で増配も実施

 主力の物流事業を北海道、東日本、西日本、九州で展開。各地域を結ぶ中継輸送や、JR貨物を組み合わせた長距離幹線輸送サービス「R&R」、EC事業などの画期的なロジスティクスサービスで存在感を示している。
 また、今春には荷主、小売店とデータ連携をしながら中間物流を省き、最終納品先までダイレクトに届ける一貫輸送の新商品「DDロジ」の販売を開始し早くも注目されている。
 2023年3月期の連結決算は、売上高が728億6000万円(前年同期比7.1%増)、経常利益37億9500万円(同7.6%増)、当期純利益25億5500万円(同8.0%増)と増収増益に。売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、自己資本比率は過去最高を更新。経常利益は9期連続、当期純利益は8期連続の増益となった。
 好業績により、年間配当は当初予想の95円を大きく上回り、25円増の120円とした。
 22年度には「中期経営計画2022」がスタートし、事業エリアや新規顧客の拡大などを実践。運賃の適正化も業績をけん引した。
 期末にグループ全従業員に特別手当を支給したほか、大卒初任給を15%引き上げるなど大幅な処遇改善を実行。従業員の持続的な成長と、企業価値の向上も目指している。
 次期は「DDロジ」のほか、新ツール「さくらボックス」による単身引越しサービスにも力を入れ、売上780億円、経常利益39億円の増収増益を見込む。

©財界さっぽろ
©財界さっぽろ
橋本潤美社長

こちらもおすすめ