ダイナスティリゾート社長の傘寿を祝うゴルフ大会を開催

各界の親しい有志ら32人が参加した

 ダイナスティリゾート(本社・札幌市)社長の草野馨さんの満80歳を祝う「カオル傘寿カップ」ゴルフ大会が11月18日、運営するダイナスティゴルフクラブ北広島で行われた。

 草野馨氏は、総合不動産賃貸業道内大手のキタコー(本社・札幌市)の創業者。〝裸一貫から伝説のビル王になった男〟として立志伝中の経営者だ。
 約16年前から難病を患い本業を長男の草野浩平社長に譲る。難病療養中の身にあった草野さんは、同社長の理解と協力を得て、2010年に「ダイナスティゴルフクラブ北広島」、12年に「ダイナスティゴルフクラブ有明」を続けて買収。「諦めない・投げ出さない」精神で、高齢者を元気付ける独自のイベントを実行している。その結果、現在は両コースともゴルフ場激戦区にあって来場者数ランキング上位を占めるまでになっている。
「カオル傘寿カップ」は、元道議会議員の段坂繁美さん、キャリアバンク社長の佐藤良雄さんらが幹事役を務め、各界の親しい有志ら32人が参加して行われた。結果は、何と草野さん自身が優勝し持ち前の勝負強さを発揮した。
 プレー後の祝賀会で草野さんは、傘寿と優勝のダブル祝辞を受けて大感激。「皆さんの暖かい気持ちに大感激しています。今日の事をしっかり記憶に留め生きて参ります」と感謝の意を表した。
 なお、草野さんは現在、世界の平和をマンガで訴える「今、地球人が危ない」を制作中。年内の出版を目指している。

優勝カップを手にする草野馨社長
「ダイナスティゴルフクラブ有明」
©財界さっぽろ
「ダイナスティゴルフクラブ北広島」

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